モンテッソーリおもちゃってなに?
木のおもちゃが子どもの力を引き出す理由
娘が1歳になったとき、「長く使えて、安全で、意味のあるおもちゃをあげたい」と思い、あちこち探しました。
そのとき出会ったのが「モンテッソーリおもちゃ」でした。
それから、わが家の“遊び”の時間は大きく変わりました。
モンテッソーリおもちゃとは?
モンテッソーリ教育では、「遊び=子どものしごと」と考えます。
だからおもちゃも、ただ楽しいだけでなく、“手を動かし、考え、試せる”ように作られています。
特に木やコットンなどの自然素材が好まれ、光ったり音が出たりするおもちゃは使いません。
モンテッソーリおもちゃの特徴は:
- オープンエンド(決まった遊び方がない)
- 手で触って遊べる(触覚・動き・発見)
- 安全で感覚にやさしい素材
- 生活につながる遊び(積む・分ける・形を見分ける など)

なぜ木のおもちゃがモンテッソーリにぴったりなの?
息子が木製パズルで遊ぶとき、静かに集中している様子に驚きます。
音も光もない。ただ、小さな手でパーツを持って、じっくりと試していく。
木のおもちゃの良さ:
- 長く使える:壊れにくく、きょうだい間でもシェア可能
- 感覚を育てる:木の手ざわり、重み、香りが心を落ち着かせる
- インテリアになじむ:部屋に出しっぱなしでも◎
- 環境にやさしい:自然素材だからゴミも減らせる
モンテッソーリ教育の基本は「遊び=学び」
モンテッソーリは、「子どもには自ら学ぼうとする力がある」と信じています。
電池やスクリーンの代わりに、部屋にあるのはシンプルな遊び道具。たとえば:
- 積み重ねリング → 手の動きを鍛える
- 型はめおもちゃ → 問題解決の力を育てる
- パズル → 集中力・空間認識を育む
- 積み木やペグ人形 → 自由なごっこ遊びに展開
これらは「子どもを楽しませる道具」ではなく、
**自ら考え、工夫し、学ぶための“道具”**なのです。

赤ちゃん・幼児にうれしい効果
光や音が出るおもちゃにすぐ飽きてしまう経験、ありませんか?
モンテッソーリおもちゃは、子ども自身の「やってみたい」を引き出してくれます。
とくに0〜3歳の時期には:
- 発達段階に合った遊びができる
- 手指の細かな動きが発達する
- 集中力・自立心が育つ
- “自分のペースでやる”習慣が身につく
マリア・モンテッソーリはこう言いました:
「子どもに与えられる最大の贈りものは、“責任の根”と“自立の翼”である」
モンテッソーリおもちゃを選ぶポイント
最初は迷うかもしれませんが、こんな点に注目すると◎
✅ 自然素材:木、コットン、金属など(プラスチックや音の出るものは避ける)
✅ シンプルなデザイン:一つの目的がわかりやすい
✅ 機能が多すぎない:マルチ機能より、一つのスキルに集中
✅ 自由な遊び方ができる:成長にあわせて変化する
わが家のお気に入りモンテッソーリおもちゃ
いくつか実際に使ってよかったものをご紹介します:
- 木製動物フィギュア:ごっこ遊びやお話作りにぴったり
- 積み木・スタッキングトイ:バランス感覚や握力アップ
- シンプルな木のパズル:空間認識や根気を育てる
- ペグ人形:家族やお店屋さんごっこにも展開可能
どれも、「遊び=学び=発見」を実感できるおもちゃばかりです。

おわりに:子どもを信じる遊び
モンテッソーリ教育は、「子どもには自分で学ぶ力がある」と信じるところから始まります。
モンテッソーリおもちゃは、ただの遊び道具ではありません。
子どもが“自分でできた”を積み重ねる、大切なパートナーなのです。
次におもちゃを選ぶときは、こんな問いかけをしてみてください:
「このおもちゃは、子どもが考え、試し、つくり出すきっかけになるかな?」
もし「YES」なら、それはきっと子どもにとっての“宝もの”になるはずです。
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