
赤ちゃんのお座りはいつ頃できるようになる?おもちゃで練習する方法もご紹介
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赤ちゃんの成長は日々気になりますよね。首がすわり、寝返りがうてるようになると、次に気になるのは「お座り」のタイミングではないでしょうか。お座りができるようになる時期には個人差がありますので、ママやパパは、赤ちゃんの成長を楽しみ、気長にサポートしてあげることが大切です。
本記事では、赤ちゃんのお座りができるようになるタイミングやサポート方法などを解説します。お座りの練習におすすめのおもちゃやお座りができるようになると遊べるおもちゃもご紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
1.赤ちゃんがお座りできるのはいつ?
赤ちゃんがお座りできるようになるのは、生後6〜8ヶ月頃が目安です。この時期になれば、お座りに必要な筋肉や骨格が成長しているため、お座りの状態が安定します。
厚生労働省が公表している調査によれば、1分以上、支えなしでお座りできるようになる赤ちゃんの月齢のデータとして、以下の結果が出されています。
- 生後5~6ヶ月:3.2%
- 生後6〜7ヶ月:30.1%
- 生後7〜8ヶ月:65.9%
- 生後8〜9ヶ月:84.4%
- 生後10〜11ヶ月:98.5%
参考:こども家庭庁『令和5年乳幼児身体発育調査』
赤ちゃんの成長には個人差があるため、目安の時期にお座りができなくても焦る必要はありません。ただ11ヶ月を過ぎてもお座りができない場合は、医師や専門家に一度相談してみると良いでしょう。
2.赤ちゃんがお座りできるようになるまでのステップ
赤ちゃんが1人でお座りできるようになるまでのステップは、次の通りです。
-
1.手を前について座れる
2.手をついた状態で5分ほど座れる
3.両手を床から離して座れる
4.安定して座れる
5.お座りから体勢を変えられる
まず、両手を前について座れるようになることから始まります。最初はすぐに倒れてしまう可能性があるため、ママやパパは赤ちゃんから目を離さないようにしましょう。
手を前について座る状態に慣れてくると、そのままの状態で5分ほど座れるようになってきます。さらに安定してくると、床に手をつかなくても座った状態をキープできるようになります。この段階になると姿勢のバランスが取れてくるため、背筋を伸ばしたり、おもちゃで遊びながら座れるようになってきます。
最終的には、お座りからうつ伏せなど、自由に体勢を変えられるようになります。お座りができるようになるには、背中や腰の筋肉の発達やお座りの姿勢に慣れることが肝心です。ママやパパは、赤ちゃんの成長に合わせて、お座りができるようにサポートしてあげましょう。
3.赤ちゃんのお座りをサポートするポイント
赤ちゃんのお座りをサポートするポイントは、次の2つです。
- 背中の筋肉の発達をサポートする遊びを取り入れる
- お座りの体勢に慣れさせる
背中の筋肉の発達をサポートする遊びを取り入れる
赤ちゃんがお座りするためには、腹筋や背筋の力が必要になります。ずりばいや寝返りなどの動きで、赤ちゃんの背中の筋肉は発達します。
おすすめは、赤ちゃんが向いている方と逆の向きにおもちゃをおいて音を鳴らしたり、離れた場所におもちゃを置いたりして、赤ちゃんの寝返りやずりばいを促す遊びです。こういった遊びを取り入れて、楽しみながら背中の筋肉を発達させるサポートをしてあげましょう。
お座りの体勢に慣れさせる
お座りをできるようにするためには、お座りの体勢に慣れる必要があります。お座りの体勢を覚えるためにも、普段の生活の中でサポートしましょう。
まずは赤ちゃんの腰を支えてあげながら、足を前に出した状態で床に両手をつかせたお座りの体勢から始めてみましょう。座った体勢をキープしていくことで、赤ちゃんの腰の筋肉も鍛えられます。ただ長時間の練習は、赤ちゃんに負担をかけてしまうので、機嫌や体調など様子を見ながら少しずつ練習するようにしてください。
まとめ
赤ちゃんのお座りができるようになるタイミングやサポート方法などを解説しました。赤ちゃんのお座りは、子どもの成長を感じる大切な変化のひとつです。お座りができるようになると、遊びの幅もグッと広がります。ママやパパは、赤ちゃんの成長を楽しみながら、お座りをサポートしてあげてくださいね。
出典:ToySub