積み木は知育玩具になる?メリット・注意事項と選び方・遊び方
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小さなお子さまをお持ちのママやパパとって、お子さまの発達をサポートする取り組みは気になるポイントの一つです。特に、積み木のおもちゃが知育玩具として適切なのか知りたい人は多いのではないでしょうか。
この記事では、積み木を知育玩具として使うメリットと注意したいこと、お子さまの成長に応じた積み木の選び方について解説します。0~3歳のお子さまに適した知育玩具を選び、お子さま自身が楽しみながら成長できる環境を用意しましょう。
1.積み木を知育玩具として使うメリットとデメリット
積み木はシンプルな構造であり、小さなお子さまでも扱いやすいことが特徴です。さまざまな形の積み木を重ねたり崩したりすることは、創造力の発達や空間認知能力の向上につながるでしょう。
ここでは、積み木を知育玩具として使うメリットとデメリットを紹介します。
メリット
小さいお子さまが積み木で遊ぶことで、能力や感性を向上できる可能性があります。積み木によって育まれる可能性がある主な項目は、次のとおりです。
積み木のシンプルな形状は動物や乗り物などに見立てやすく、子どもの想像力を高める可能性があります。 積み木を組み立てていろいろな形を作る作業は、創造性を育むことにつながるでしょう。 お子さまが積み木遊びに熱中している間は、集中力を保った状態が続きやすくなります。 積み木を並べたり積み上げたりして遊ぶことは、お子さまの空間認知能力を養う場合があります。 形や重さの違う積み木を持ったときに、お子さまが積み木の重心がどこなのか理解すれば、物理感覚を身に付けることにつながります。 積み木遊びを通して、他人とコミュニケーションを取りながら協力すれば、協調性が身に付くでしょう。 |
積み木遊びには、上記のような効果が期待できます。知育によって「自分自身で考えて答えを出す能力」を伸ばしたいときは、積み木遊びを取り入れてみましょう。
おもちゃの仕掛けから選ぶ
知育玩具としての積み木にはいくつか注意したいことがあります。
小さいお子さまが積み木を舐めたり噛んだりしても安全に遊べるよう、こまめに拭き掃除をする必要があります。手入れを可能な限り軽減したい場合は、プラスチックを素材に混ぜ込んだものなど、耐水性の高いものなどを選ぶようにしましょう。また木製の積み木でもアルコール消毒が可能なものなどもあります。 積み木の部品点数や素材によっては、他のおもちゃと比べて高価になる場合があります。 子どもが重量のある積み木を投げると、ケガをする危険性があります。お子さまの安心・安全に最大限配慮したい場合は、お子さまに合った重さや素材に配慮された積み木を選ぶとよいでしょう。 |
2.【年齢別】積み木の選び方・知育玩具としての遊び方
積み木は扱い方が簡単であり、小さなお子さまでも積み木を使って遊びやすいことが特徴です。お子さまの成長に合った積み木を選べば、お子さまの発達をサポートできるでしょう。
ここでは、年齢に合わせた積み木選びのポイントや、各年齢における知育玩具としての遊び方について解説します。なお、お子さまの発達段階には個人差があるため、積み木それぞれの対象年齢にこだわりすぎることは避け、お子さま自身の発達段階に応じたおもちゃを選ぶようにしてください。また、低年齢のお子さまには誤飲しない大きさの積み木を用意することも大切にしましょう。
0~1歳
0~1歳ごろのお子さまは、まだ単純な動作しかできないことがほとんどです。そのため、0~1歳ごろのお子さまでも安全に遊べるかどうかが、積み木選びのポイントです。
● 0~1歳ごろの積み木選びのポイント
安全性を重視し、口に入れたり、投げてしまっても安心な素材でできた積み木を選びましょう。布やシリコンゴムなどの柔らかい素材でできたソフト積み木も、幼児期の子どもには適しています。 角が当たっても痛くないように、積み木の角に面取り加工が施されているかどうかも確かめましょう。 基尺とは、セットの中で最も小さい積み木の長さを意味します。基尺が4cm以上の積み木は積みやすく、誤飲の心配もほぼありません。 |
長く使いたい場合は、シンプルな木製積み木を選びましょう。木目を活かした無垢材の積み木を選ぶと、お子さまが飽きずに長く遊んでくれる可能性があります。一方、カラフルなデザインの積み木や音の鳴る積み木は、お子さまの注意を引きつけ、積み木を使ってあやすこともできます。
● 0~1歳ごろの遊び方
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積み木を触ったり噛んだりすることを通して、お子さまは積み木の感触を肌で感じることが可能です。また、積み木を掴んで振ったり投げたりする動作は、お子さまが体の動かし方や物体の動きを学ぶことにつながります。
また、ママやパパが積んだ積み木を崩すことで、「壊すと崩れる」という因果関係を学ぶことができ、親子でのふれあい・コミュニケーションもとりやすくなるでしょう。乳幼児期に非常に大切なポイントであることから、ソフトブロックなどがおすすめです。
1~2歳
お子さまに喜んでもらいつつ、お子さまの能力を伸ばすためには、お子さまが興味を持つおもちゃを選ぶことも大切です。
● 1~2歳ごろの積み木選びのポイント
お子さまが積み木同士を積み重ねて遊ぶようになってきたら、長板(かまぼこ板のような形状の積み木)や四角柱など、積み上げに必要な形を含んでいるセットを選びましょう。特に、四角柱の積み木はどのような向きに重ねてもバランスを取りやすいため、積み木を高く積んで遊べるようになります。 すでに積み木を持っている場合は、一回り小さい基尺の積み木を買い足す方法もおすすめです。お子さまは1~2歳ごろになると、だんだんと手先が器用になってくるため、より小さい基尺の積み木も上手に掴めるでしょう。 |
あえて基尺が異なる積み木を組み合わせると、より複雑な形を作って遊ぶことが可能です。お子さまが大きい積み木に物足りなさを感じている様子であれば、基尺3.3cmの小さなサイズの積み木を取り入れてみましょう。
● 1~2歳ごろの遊び方
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1~2歳ごろのお子さまの多くは、積み木を積み上げたり並べたりして遊びます。複数の積み木を扱うことで、空間認知能力が身に付くでしょう。並べた積み木を身近な動物や車などに見立てれば、お子さまの豊かな想像力を育むことにもつながります。
3歳以上
3歳以上の子どもは、1~2歳のときと比べて、積み木を使って複雑な遊びを楽しむことが可能です。積み木選びのポイントには、次の項目が挙げられます。
● 3歳以上の積み木選びのポイント
3歳を超えると、複数の小さなパーツを組み合わせて積み木遊びができるようになってきます。そのため、基尺3.3cm程度の積み木が数多く含まれるセットを選びましょう。 3歳以上になると、積み木と他のおもちゃを組み合わせて遊ぶようになる子もいます。積み木で家を作っておままごとをしたり、積み木を並べてレールに見立てて電車を走らせたり。遊び方をお子さま自身が発見していくことで、長く楽しむことができるでしょう。 |
また、円や三角形などのさまざまな形状を使ってパズル遊びができるタイプの積み木も人気です。
● 3歳以上の遊び方
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積み木をより複雑な形状に見立てて遊ぶと、お子さまの想像力や集中力を高める可能性があります。家族や友だちと協力して作品を作ったり、積み木を使ったごっこ遊びをしたりすると、コミュニケーション力や協調性も育まれるでしょう。
まとめ
積み木ははじめの知育玩具としても注目されています。積み木にはさまざまな種類があるため、お子さまの成長段階を考慮して選ぶことがポイントです。
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出典:ToySub